仕事紹介(商品設計)

商品設計 K.I

三甲の商品設計部の女性設計士として、活躍を見せるK.I。女性ならではの設計へのこだわりや、仕事のやりがいとは?

“女性目線”を活かした設計で、存在価値を示したい


仕事内容

私は入社以来商品設計部に所属し、生活雑貨やパレットやコンテナなどの物流関連をはじめ、さまざまなプラスチック製品の設計業務に従事しています。 プラスチック製品とは、完成品の形通りに隙間が開いている鉄の塊である“金型”に樹脂素材を流し込んで作るもので、正確な金型を発注するためにミリ単位以下での設計をするのが我々設計士の仕事です。

印象に残っている仕事

最も印象に残っているのは、入社して初めて作った防草シート用のピンです。テントを張る際に地面に刺すペグのようなもので、防草シートがめくれ上がらないよう端を押さえるために使います。従来のピンには抜けやすいという欠点がありましたが、設計と試作を繰り返し形状を工夫することで見事に課題をクリアし、特許まで取得することができました。入社後半年くらいで特許が取得できたことが感慨深く、今でもとても愛着のある一品です。

仕事で感じるやりがい

ゴミ箱やお風呂で使う湯おけなどの生活雑貨は、私たちの暮らしに身近なもの。実際に使う者の目線に立って設計することができ、担当していて楽しい仕事です。時には製品名の考案まで任せていただけることもあります。自分が名付けた製品が世に出回ることを想像すると嬉しくなり、これが一番のやりがいです。

女性ならではの強み

女性としての感性を活かせるのも、設計という仕事ならではの強み。弊社の代表製品である折りたためるコンテナ“折コン”は、家庭の日常生活においても便利なのですが、物流向けに作られているため色合いが派手すぎて、インテリアになじまないのが難点です。もし、ベージュやオフホワイトなどのナチュラルカラーのものがあれば、女性の方にも受けるかもしれません。このような“女子目線”の提案を積極的に行うことで、存在価値を示していきたいと思っています。


失敗談

設計業務にも慣れた頃、蓋付きゴミ箱の設計に際し、最初は設けていた空気抜きの孔(あな)が不要になり削除することになりました。図面から孔を削除して金型を発注したのですが、なぜか孔が残ったままの金型ができてしまい、そのまま試作に進んでしまいました。幸い量産前に発覚し大きな損害にはなりませんでしたが、自分が設計したものが「形になる」ことが当たり前になってしまっていたと猛省しました。 完成したことに満足するのではなく、もっと製品自体に興味を持って向き合おうと、初心を思い出させてくれた貴重な機会となりました。

働く環境

設計部の上司や先輩方は「分からないことはない?」と自ら声をかけてくださるほど面倒見がよく、手取り足取り指導してくださります。この風通しの良さが弊社ならではの魅力であり、毎日和気あいあいとした雰囲気の中で仕事をさせていただいています。