
製造技術 Y.T
「一つでも新しい工夫を」を合言葉に、改善を積み重ねる

私は製造技術部製造技術1課に所属し、課長を務めております。我々製造技術1課の仕事は、主に工場内への機器配備や製造ライン設計、新工場の立ち上げなどで、作業効率化・省人化・コストダウンを目指して日々の業務に取り組んでいます。
工場内に新しい製造機械を導入する際は、
①生産目標個数から最適な規模の機械を選定
②原材料である樹脂の射出量や金型取り付け部分などについて機器メーカーと打ち合わせ
③機械が完成した後は工場納入前の検品
④工場内での試運転への立ち合いを経て任務完了となります。

新工場の建設決定から生産開始までは1年ほどで、製造ラインの設計や機械の選定作業が集中する前半の数カ月が特に忙しくなります。その後は少し落ち着くのですが、工場の完成が近づくと検収や検品などでまた本社と現地の往復になります。慌ただしい日々ですが、できたばかりの工場で無事に生産が開始された様子を見ると苦労も吹き飛び、大きな達成感を得ることができます。
特に印象に残っているのは、入社以降初めて手がけたパレット製造ラインの業務で、自分の工夫により省人化が実現できたことです。その製造ラインではパレットに滑り止めのテープを溶着する工程があり、テープがなくなると、ラインを止めて人の手で交換しなければなりませんでした。ラインの停止時間を短縮させようと、急いで作業をするためケガが発生しやすく、安全面でも問題が。そこでテープの交換作業を機械化し、なくなる前に自動で交換することで、ライン停止もしなくて済むようになったのです。

上司や役員とのコミュニケーションは、タイミングと質をうまく見計らうにしています。無駄な報告はせず、要点を整理して端的に伝えるのがポイントで、業務時間外の食事の機会なども利用しながら距離を縮めています。また、私は外注の製造機器メーカーとやり取りする機会も多く、ここでは「客」の立場ですが、自分がされて嫌なことはしないようにしています。無理なお願いをする時は謙虚な姿勢で臨み、事後にお礼や感謝の気持ちを必ず伝えるように。人間対人間の血の通ったコミュニケーションを心がけています。
製造技術は三甲という会社の根幹を担い、大変やりがいのある仕事です。これからも小さな改善を一つひとつ積み重ね、いつしか数千万円規模のコストダウンができるような大掛かりな改善につなげていきたいですね。製造技術1課としての実績を残し、管理職として課全体を盛り上げていけるよう、今後も仕事に取り組んでいきます。



