
製造技術 M.K
“価格・納期・品質”を支える仕組みづくりがGPSの使命

私は製造技術部の中でもGPS(Global Production System)推進室という、少し特殊な部署に在籍しています。GPS推進室とは、もともとトヨタ自動車の生産方式を参考にした「NPS(New Production System)研究会」から生まれた組織で、トヨタ流の“カイゼン”を三甲でも実現するための部署です。
我々の仕事は、お客様の求める価格・納期・品質を提供するための新たな仕組みづくりと、その仕組みの標準化です。業務標準化・効率化によって生産効率を最大にすることを目的としており、社内の様々な場面で日々改善活動を行っています。業務の中心となるのは工場における作業改善で、全国に26カ所ある工場全てに1年に2回ずつ足を運び、現場の様子を自分の目で確かめています。

これまでの改善活動で忘れられないのは、1年間という長期間に渡った東海工場の改善プロジェクトです。他社の改善関連部署の方々と連携し、各社を順番に視察して回る「巡回研究会」の一環で、工場を隅々まで見ていくうちに1年前との違いように驚かされました。場内の整理整頓や在庫の管理方法をはじめ、見違えるように作業効率がアップしたことが一目瞭然。工場全体で改善活動に取り組んでこられた様子を拝見し、大きな手ごたえを感じました。
部署内の雰囲気は明るく、上下間のコミュニケーションも活発です。改善活動には終わりがなく、常に新しいことへチャレンジできるやりがいのある仕事だと感じています。上司も「まずはやってみろ」というスタンスで、トライ&エラー精神が根付いている環境で楽しく仕事をさせていただいています。

私はGPS推進室に異動になる前、関西第二工場で勤務していました。その時に、「QC(Quality Control)発表会」という社内の改善コンテストで表彰されました。一度にできあがる製品数が多い製品は検品にも膨大な時間がかかり、作業リソースが常に不足。状況を改善するために、製造工程を一から見直し、最初から不良品を作らなければいいのではという発想の転換に至りました。
これをもとに、工場全体で新しい製造方法に取り組み、改善につながったことが評価され、本選選出が決まった時は嬉しかったですね。発表会のわずか1カ月後にGPSへの異動が命じられたのは、決して偶然ではないと思っています。
将来的には工場長として、自らの手で工場の運用をしてみたいです。今は第三者の目線で工場を見ていますが、GPS業務で培われた能力は工場を取り仕切る立場になった時に、必ず活きてくるはずです。将来の目標に向かって、これからも改善活動に邁進してまいります。



