国内初! ライスレジン®配合のLXパレットを上市
2024年4月26日
株式会社バイオマスレジン南魚沼と三井物産プラスチック株式会社及び当社で共同開発を進めて参りました「ライスレジンLXパレット」が、株式会社ヤマタネ様の米穀物流資材として新規導入されました。
「ライスレジンLXパレット」は、CO2排出抑制だけでなく、耕作放棄地など日本の農業・経済課題の解決にも寄与する非食用米をアップサイクルしたプラスチック原料「ライスレジン®」を配合したパレットです。
「LXパレット」シリーズは、独自の特殊低発泡成形「SCP法」により美しく滑らかな表面と、自動倉庫にも対応可能な優れた剛性を両立するパレットで、今般ライスレジン®を一部ブレンドすることにより、「美しさ(滑らかな表面)」「強さ」というLXパレットが持つ特性へ、更に「環境への配慮」の付与を実現しました。

ライスレジン®は、日本の「お米(非食用)」由来の国産バイオマスプラスチックであり、食用に適さない古米、米菓メーカーなどで発生する破砕米など、飼料としても処理されず通常は廃棄されてしまう非食用米を独自の技術でアップサイクルしたものや、休耕田、耕作放棄地等を活用して生産した資源米などをプラスチック製品として使用できるように製造されたものです。バイオマス(お米)成分の含有割合においては、カーボンニュートラルの考え方に基づきCO2排出量の抑制に寄与できるとともにSDGs活動に貢献します。
当社はプラスチックという素材を最大限に生かしたモノづくりを進めており、リターナブル使用の推進やリサイクル活動を通じ、循環型社会の構築を進めています。
※「ライスレジン®」は、株式会社バイオマスレジン南魚沼の登録商標です。