プラスチックパレットの破損
パレット物流促進により、ますます高まるプラスチックパレット需要
トラックのドライバー不足、通信販売の増加による荷物取扱量の増加などにより
物流クライシスが叫ばれるようになりました。
各企業ではその対策が必要不可欠な時代に突入しました。
脚光を浴びているパレット物流
ネット通販の増加に伴って、荷物取扱量は増えているが、圧倒的に足りないトラックのドライバー。この状況を打破する為の対策の1つとして国土交通省が注目をしているのが「パレット物流」です。
パレット物流とはトラックに荷物を乗せる際にプラスチックパレットを利用し積み込みを行い、そのまま出荷先に届け、パレットに荷物が載ったまま荷降ろしをする事です。
これにより
- 1積荷作業時間の大幅削減
- 2トラック積載効率の向上(現在は平均39.9%と言われている)
- 3トラック待機時間の削減
- 4ドライバーの拘束時間の削減
- 5フォークリフト利用により力作業の軽減
- 6女性や若者の活躍
が期待できます。
このパレット物流にはプラスチックパレットの導入が不可欠ですが、問題になってくるのがプラスチックパレットの破損です。
ポイント
- プラスチックパレットの破損要因
- 三甲の技術力により実現した高強度プラスチックパレットの特徴
- 豊富な高強度プラスチックパレットの紹介
プラスチックパレットの破損要因
1.フォークリフトの爪による破損①
プラスチックパレットの差込口にフォークリフトの爪を入れる際、差込口付近に爪が勢いよく当たってしまうことでプラスチック部分が破損をしてしまいます。
2.フォークリフトの爪による破損②
プラスチックパレットの差し込み口より爪を差し込んだ中間部分に爪が刺さることで破損が発生します。
3.フォークリフトでのティルトアップ時による破損
高所の積荷をフォークリフトで取る際、差し込み口手前部分で斜めに(ティルトアップ)上げる事で積荷を手前に引き出します。その際に積載物の荷重が均等ではなくなり結果としてプラスチックパレットが破損してしまうという事が発生します。
4.自動倉庫での過積載によるプラスチックパレットの撓み
自動倉庫での保管時に過積載によって、プラスチックパレットの中央部分が下に撓むという状態が発生します。荷物が均等に配置されている場合は問題が発生しないことも有りますが、荷重が集中した場合に撓みが発生する可能性も有ります。
三甲からの高強度パレットのご提案
GTパレットシリーズ
製品設技術により従来の一体成型パレットより高強度化を実現
GTパレット最大の特徴
GTパレットは新しい金型技術により開口部を作らずに連続したリブ形状のプラスチックパレットです。この形状によりフォークリフトの爪が引っかかること無く破損を低減できます。万が一誤動作で該当部を突いてしまっても、先ではなく面で衝撃を受けますので壊れにくい形状となっております。詳細は動画よりご確認ください。
- 曲げ強度が約42%強い ※
- 上面デッキボードに大きな開口部が無い設計で、パレット全体の剛性がアップ。撓み試験において圧倒的な強さを立証しました。
※同等品比
- 下面デッキボードが約60%強い ※
- 下面ハンドリフト乗り上げ部を補強し、剛性をあげました。リフト操作による破損を減少させます。
※同等品比
- 下面デッキボードの破損なし
- 下面デッキボードへのフォーク爪衝撃試験において、変形はあるものの破損することはありません。
GTパレットの強さを証明
タフライトパレットシリーズ
成形技術により金属製を凌駕する高強度化を実現
- 2倍の剛性強度
- 従来のパレットの同等品と比べ撓み量が2倍強い剛性となります。
- 薄くても強い
- 右の製品に比べ薄さは1/2 撓み量は5mm少ない
タフライトパレットの紹介
三甲の高強度パレット ラインナップ
- (1)定番の1100×1100サイズ
- (2)1000×1200サイズ
上記以外のサイズのパレットをお探しの方は特注品開発サービスも承っております。
お問い合わせページよりお気軽にご相談ください。